「遠州縞」をもっと知って欲しいから・・・。プロジェクトから遠州綿紬の新たな展開や最新の情報をご案内します。

  

2014年10月05日

中日新聞掲載「遠州縞」


 2014年10月4日(土) 中日新聞朝刊に掲載された「遠州縞」です。
 八木義弘記者さんの編集になるもので、遠州縞の評価レベルを
 最高値に引き上げて下さったものと、プロジェクトメンバー一同
 心より感謝しています。

 

 「浜松の民芸運動」シリーズは、八木記者の探求心と地域を愛する
 熱い気持ちが表れている記事で必読です。

 遠州縞プロジェクト、これをバネにまたまた頑張りまーす。

 kosugi wrote


 
  

Posted by 遠州縞プロジェクト at 10:57Comments(0)縞々コラム

2013年10月24日

平成遠州縞帳完成

念願だった「平成遠州縞帳」が完成した!!





今現在手に入れることができる130種類の遠州縞を耳から耳(約33センチ)を実際に貼ってある見本帳だ。

数年間には、200種類以上あったが、徐々に少なくなっている。




150部作成し、そのうち50部は関係者、50部は公共機関や高等学校、残り50部は小中学校での授業の際のテキストとして使う。


先日、中央図書館、美術館、博物館に寄贈してきた。


それぞれの場所で、遠州縞つながりの話をいろいろと聞かせてもらったが、
一番びっくりは、博物館で見せてもらった昭和時代の「縞帳」。






板屋町に店舗があった「砂子商店」で使用されていた、遠州縞の見本帳。

「砂子商店」は、綿布の産地である遠州から東北地方へ、商社を通さず直売することによって利益を得ていたが、時代に流れにより、人々が和装をすることが少なくなったため、1980年代に閉店している。


さらに、博物館館長から伺った話から
奈良の正倉院に 現在の税金、調庸として集められた「織物」があり、
遠江の国からのものあるそうだ。

さらに、伊場遺跡からは調庸のため織物を測る木簡が見つかっているようだ。

奈良時代から、遠州地域は織物が織られていたんだね。
  

Posted by 遠州縞プロジェクト at 15:39Comments(0)縞々コラム

2012年10月24日

遠州縞のお客さま


  紫屋遠州縞アトリエへお客様です。
  お客様は美人2人。渥美さんと加茂さんです。
  夏の頃、PC-H(プレゼンテーションチャンスハママツ)で知り合いました。
  「何か作りたい」と並々ならぬ決心のご様子。
  先日10/13、遠州綿紬ぬくもり市で購入してくれた布を持ち込みです。

  

  手先の器用さとか、縫製技術とかいろいろ考えて、ペンケースをつくることに。
  渥美さんが制作、加茂さんがカメラマンです。
  渥美さん謙遜してましたが、なかなか上手です。
  あっと言う間にできあがりました。

  

  このとおり・・・・・。縞の取り合わせもグーで、たいしたモンでしょうが、ドヤ顔です。
  キラキラペンが異常に映えますね~。ペンもしあわせだ。
  こんな小さなモノづくりですが、頭と手先の体操になります。
  みなさん張り切って遠州縞の作品を作ってネ。(小杉思主世)  

Posted by 遠州縞プロジェクト at 19:29Comments(0)縞々コラム

2012年08月10日

金メダリスト田中さん

  遠州縞シャツ愛用者の金メダリストは田中さんです。

  

  沢山のパンフレットを背景に、新型遠州縞シャツを着てポーズは、  
  JR浜松駅、浜松市観光インフォメーションセンターの田中さんです。

  田中さんは、早くから遠州縞を取り上げて下さって、ご自身も何着もの
  シャツオーダーをして下さっています。
  いわば、遠州縞シャツファッションの「ゴールドメダリスト」です。
  新型シャツは、爽やかカラーでリゾート調の縞柄が魅力、スタンドカラーがシンプルです。
  田中さんは、これを「田中流サムライシャツ」として着こなしています。

  田中さんは、浜松市観光インフォメーションセンターで、
  明るく・楽しく・面白く・・・浜松の顔として親切対応をしています。
  浜松を知っている人は改めてもう一度、知らない人は是非一度、
  遠州縞シャツの田中さんを訪ねてみてはいかがでしょう。(紫屋)
  

  
  
    

Posted by 遠州縞プロジェクト at 09:12Comments(0)縞々コラム

2012年07月08日

サムライシャツ

  サムライシャツ

  

  これが「サムライシャツ」です。
  2012年7月7日、静岡県磐田市のララポートで展示されていました。

  サムライシャツは、静岡県夏の公用服(メンズ)としてデザイン公募形式で選ばれたものです。
  デザイナーのワダエミさんが、公募当初から監修し審査しました。
  公募は「遠州織物」を使うことが第一条件。業者による事前の素材提供には
  遠州縞プロジェクトのぬくもり工房が「ふじもめん」をエントリーしました。
  一次審査・二次審査を経て選ばれた写真のシャツは、9点中7点が「ふじもめん」
  を使用、上品な光沢と少しヌメリ感のある柔らかさが評価されました。
  
  デザインは一見地味でシンプルなもの。
  デザインコンペでグランプリを獲得したのは、これも遠州縞プロジェクトの古山敬子さんです。
  「凛としたサムライのイメージを大切にシンプルにデザインしました。」と古山さん。
  
  伝統的な遠州縞に始まり、「ふじもめん」のような新しい遠州縞が、新たなウェーブを
  作っていることを、とっても嬉しく思います。



  

Posted by 遠州縞プロジェクト at 09:02Comments(0)縞々コラム

2010年10月07日

ヨコシマもとい縦縞な人々

遠州綿紬は、その代表される意匠に唐桟縞(とうさんじま)に由来する縦縞(たてしま)模様があります。
シャツやワンピースに仕立てるときも、ポーチや巾着袋などを作る時も、この縞模様をアクセントにデザインされる方が多く、ぬくもり市に好きな縞模様を繰り返しお買い求めに来られる方もおられます。

今日はそんな縞々好きな「縞々ファンクラブ」と私が勝手に呼ばせていただいているぬくもり市の常連さまをご紹介します。メンバーの中に洋裁の得意なご婦人がお見えになりまして、その方の手作りで、男性はシャツを女性はワンピースを中心に着用されて、ぬくもり市に毎度ご来場いただきます。

今回はぜひにとお願いして、写真を撮らせていただき、ブログへの掲載をご承諾いただきましたので、お姿をご紹介します。

お聞きしますと、いつもグループで温泉旅行に行ったり、お食事に行ったり交流されているそうです。そんなときに、手作りで身体にぴったり合わせて仕立てた遠州綿紬のシャツやワンピースでお出かけされるそうです。個性的な縞模様は、人ごみの中でもすぐにわかりグループ行動にはぴったりのようです。



こんな風に仲間で遠州綿紬を応援くださる方々がお見えになることはとても光栄です。
今回もお仲間分を新調するための生地をお買い求めいただきました。
メンバーが増える度に新しい縞模様のお洋服が誕生しているのは、私たちにとっても楽しみです。
次回のぬくもり市もぜひ、みなさんでお召しになってお出かけくださいませ。お待ちしています。

次回のぬくもり市は、遠州綿紬作品を着用されてご来場の方にはなにかできないか企画してみようかなと思っています。ヨコシマもとい縦縞な人々、遠州縞ファンクラブの集まりでも企画しましょうか?
みんな縞々(しましま)着てきてくださいね!

  


Posted by 遠州縞プロジェクト at 18:15Comments(0)縞々コラム